ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ作品3

 ショパンの序奏と華麗なるポロネーズ作品3

ショパンという「ピアノの詩人」というだけあって作品のほとんどがピアノ曲。
それだけピアノの良さを引き出す技というか術をよく知っている作曲家。
もっというと、作品すべてにピアノが含まれている作曲家でもある。
ここまで一つの楽器に特化した作曲家も珍しいんじゃないかな。

そのショパンが作った室内楽曲、がこの『序奏と華麗なるポロネーズ作品3』
何の楽器の為かというと、『チェロとピアノ』
ショパン=華麗というイメージから、なんとなく高音楽器が思い浮かばれますが、意外と低音楽器との室内楽。
当時教えてた娘さんのお父さんがチェロの愛好家だったらしい。
こんな手紙が残っている。

「ラジヴィウ公爵を訪問中、僕はチェロの伴奏を伴った「アラ・ポラッカ」を書いた。それは華麗な上流階級のサロン用の小品に過ぎない。僕はワンダ姫がそれを練習しているのが好きで、彼女にレッスンしてあげたいと思っている。彼女は17歳の美しい少女で、だから彼女のデリケートな指を導くのは魅力的だ。彼女は本当に豊かな感性を持っていて、だから、どこでクレッシェンド、ピアノ、ピアニッシモと弾くべきかなんて、言う必要がないんだ。」
(『1829年11月14日付の『ティトゥス・ヴォイチェホフスキ宛の手紙』より

好きだったんだろうなぁ、その娘さんのこと!!!
何せピアノがとっても繊細に書かれてある。
ただ17歳でこれを弾くテクニックを持ってるってすごいぞ!
しかも手が大きくないと弾きにくい所も。。。
でも本当に若さ溢れるショパンの心意気がみえる!

この曲を今度九響の原田哲男さんと演奏させていただく事となった!
ショパンよ!17歳の娘さんより2回りも歳食った、しかもおっさんがこの曲に挑むことにしたよ。できるだけ繊細かつ華麗に弾くけん許してね!
原田さんはこの間の楽興の時にもご出演頂いて、その見事な技術とやわらかい音色で聴く者を魅了した方!
楽しみです!


主催してくださる「ミュールハウゼン・コンツェルトハウス福岡さん」のホームページより引用させていただきました!
↓↓↓

2013年6月21日(金)19:00開演(18:30開演)
20:00終演予定
九州キリスト教会館4F礼拝堂
(福岡市中央区舞鶴2-7-7)

入場料/前売 1,500円(全席自由)(当日券 2,000円)

週末の夜、休憩を入れずに1時間の演奏会です。

九州キリスト教会館が持つアットホームな雰囲気の中、演奏者の息遣いなども間近に見て聴くことができ、きっと良い演奏会になるでしょう。

仙台フィルにいらっしゃった時も、オケのみだけではなく、ソリストとしても室内楽奏者としてもたくさんの演奏会でご活躍されていた原田さん、きっと新しい土地、ここ福岡や九州各地でもますますご活躍されることと思います。

プログラムは下記の通りです。1時間でも内容たっぷり、聴き応えのある曲目ばかりです。

バッハ無伴奏チェロ組曲第3番
シューマン/幻想小曲集
フォーレ/エレジー、夢のあとに
ショパン/序奏と華麗なるポロネーズ
ラフマニノフ/ヴォカリーズ
(曲順、曲目は都合により変更になる場合もございます。)

主催:ミュールハウゼン・コンツェルトハウス福岡
   http://d.hatena.ne.jp/wisteria2330/
ご予約・お問合せ:info@hausen-fukuoka.jp


| 音楽 | 08:34 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |

聴いちゃりアンサンブル

「聴いちゃり」
博多弁で「聴いてよ!」って事。今回が初公演。
というか「何か楽しい演奏会をお願いできませんか!?」と声をかけて頂いた時に、「音楽」という枠に捕らわれない、もっと「文化全般」に及ぶ様なコンサートに出来たらと思って名づけた「聴いちゃりアンサンブル」

でも「聴く」部分だけではない色んなところが刺激されるコンサートになりそうです!
 

 このコンサートでは、親しみやすい曲を、篠崎史紀さんを招いて「本気の音楽」を皆様に提供致します!

後半のサン=サーンスの動物の謝肉祭。
小野弥生さんによる朗読。
そして画家の保坂真紀さんには曲に合わせて絵を描いていただきます!
保坂さんの絵はいつも独創的!
身近にある道具が保坂さんの手にかかると。。。
... あっ後は会場でのお楽しみ(*^。^*)

演奏者は主に九州交響楽団の方々!
「音楽と美術」、「視覚と聴覚」が満足できるかも!
ねっちょっと面白そうでしょ!

『聴いちゃりアンサンブル』が贈る
気ままに音楽の夕べ

2013年5月23日 (木)
開演18:00
アクロス福岡シンフォニーホール 
¥3000(全席自由)

【曲目】
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハト・ムジークより
モーツァルト:ディヴェルティメント KV.136
モーツァルト:クラリネット五重奏曲より
L.モーツァルト:おもちゃの交響曲
サン=サーンス:動物の謝肉祭

もっと見る
来月にちょっと面白い演奏会をやります!
親しみやすい曲を、篠崎史紀さんを招いての「聴いちゃりアンサンブル」が本気の音楽を皆様に提供させていただきます!

後半のサン=サーンスの動物の謝肉祭。
小野弥生さんによる朗読。
そして画家の保坂真紀さんには曲に合わせて絵を描いていただきます!
保坂さんの絵はいつも独創的!
身近にある道具が保坂さんの手にかかると。。。
あっ後は会場でのお楽しみ(*^。^*)

演奏者は主に九州交響楽団の方々!
「音楽と美術」、「視覚と聴覚」、色んな感性が刺激されるコンサートになりそうです!

『聴いちゃりアンサンブル』が贈る
気ままに音楽の夕べ

2013年5月23日 (木)
開演18:00
アクロス福岡シンフォニーホール 
¥3000(全席自由)

【曲目】
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハト・ムジークより
モーツァルト:ディヴェルティメント KV.136
モーツァルト:クラリネット五重奏曲より
L.モーツァルト:おもちゃの交響曲
サン=サーンス:動物の謝肉祭
| 音楽 | 10:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

障害者施設での演奏





楽興の時が終わった次の日、北九州市のとある重度障害者施設へ篠崎史紀さんのお伴で演奏してきました。

若かりし日のヨーロッパ留学中から病院でのコンサート活動を大事にされてたというマロさん。

この施設には親にも見放された患者さんも多いと聞いた。
何とか音楽で皆さんの気持ちに少しでも、束の間でも癒しをと、マロさんの音とお話が皆さんの心を掴んでました!

最後の曲では、手拍子までもらいこちらが元気を頂いた!

その模様が少しだけテレビで放送された!

貴重な経験に「楽興の時」の疲れも吹っ飛びました!

 
| 音楽 | 02:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

フィンジの世界

 最近はまってる作曲家。

ジェラルド・フィンジ

1900年代前半にイギリスで活躍した人。
イギリスってなかなか大作曲家がいない。
エルガー(愛のあいさつで有名な)とかヴォーン・ウィリアムズ・・・他には、今パッとは思い浮かばない。。。

その「フィンジ」って作曲家を知ったのも恥ずかしながら、最近。
「ピアノとオーケストラの為のEclogue(エクローグ)」って曲。
ちょっと聴いてみて下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=rIS6mmvtu2k

ねっハーモニーがむちゃくちゃきれいでしょ!
ベルクやシェーンベルク、ウエーベルンなんかが12音技法で作曲してた、それと同年代の作曲家とは思えない。
スタイルはバロック。通奏低音がハーモニーを支えてる。
そこになんとも言えない静けさを壊さないような繊細なメロディーが乗っかる。
彼は若いときに大切な人との別れを経験したようだ。


先日の熊本でのタラス君との演奏会でも、フィンジの「5つのバガテル」から「ロマンス」をアンコールで弾いた。
これまた美しい。
いつか全部やりたいな。
| 音楽 | 08:28 | comments(6) | trackbacks(0) | - | - |

エリザベト音楽大学の試験

今日は教えに行ってる大学の実技試験の審査で広島へ。

とは言っても今日は副科ピアノの試験。
つまり、今日受ける学生は専攻は違う楽器。
この大学のシステムは独特で、自分のレヴェルに合わせて試験を受けることが出来る。
それぞれランク(=カテゴリーと言っている)が高い方から、S,A,B,C,D,Eとあり、それぞれに課題曲がでる。

今日聴いたのはEカテゴリー。
一番下のカテゴリーだ。
とは言えみんな良く弾く!
僕が出た大学は、僕を含めて副科(ちなみに僕は声楽を取っていた)なんて、先生と遊ぶ時間位にしか思ってなかった。
散々話した挙句、「じゃあちょっと歌って帰りま〜す」みたいな。。。
試験も、聴いてる先生達、笑いをこらえるの必死。

ところが、今日の学生達、感心です。
楽器ごとに性格が分かれるのも面白い!
元気なのは専攻が管楽器の子!
今日たまたま上手くいかなかった子が、終わるやいなや、
「うわぁ〜やっぱ落ちますか〜?落ちませんよね〜。」
落第するほど間違えてないだけにおかしくて!
かと思えば、何とか弾き終わった男の子に、ドアの向こうから、
「ブラヴォー」
と掛け声が飛ぶ。
「試験」を楽しんでる!

なかなか面白い審査だった!

そのあと来週卒業試験を控えている2人の4年生の最後のレッスン。
2人とも入ってきた時の顔に悲壮感が漂ってて。。。。
でも弾かせると、良くなってた!
数箇所、気をつけるべき事をアドヴァイス。

この卒業試験のプレッシャー。思い出すなぁ〜。
今振り返っても最も緊張した本番の1つ。
でもそれを乗り越えることで、度胸もつく。
失敗を恐れず思いっきり弾いてほしい!
| 音楽 | 11:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

初CD


 

もう一昨年の秋だったかな。
歌の伴奏で数曲、録音につき合ってほしいと言われ、引き受けたことがあった。
初めての録音で、そんなに難しい訳じゃなかったけど、えらく緊張した。

形ない世界、瞬間の世界で生きてると、「形になる」というだけで、非日常的な感覚になった思い出がある。

でも、その張り詰めた緊張感から解放された時、とても爽快な感じがした!

そんな事も記憶の片隅に追いやられてた昨日、
「ナカガワサン、プレゼント!」
振り向くとクラリネットのタラス君!
手にはCD。そのジャケットには彼のお母さんの写真。
そう!録音でご一緒させてもらったのはタラスママさんで、ソプラノ歌手なんです!(っていつか一緒に録音したことこのブログにもかきましたよね・・・)

ママさんが若いときからの録音を集めた、言わば彼女の音楽生涯というべきCDに数曲でも参加させて頂いたのは嬉しい!

初CDがウクライナで発売ってのも、いい感じ!
| 音楽 | 09:37 | comments(6) | trackbacks(0) | - | - |

受賞者演奏会

110108_160332.jpg
今日は、アクロス福岡のシンフォニーホールで全日本学生音楽コンクールの受賞者演奏会!

一緒に演奏した岩倉さん(写真の女の子)は、ヴァイオリンの中学生部門で1位を受賞した子。中学生とはいえ、凄く落ち着いてて表現がぶれない。
この年でピアノパートまでしっかり読み込んでるし、合わせもピアノの譜面を見ながら。常に曲の全体像が掴めてるし、合わせもそれに徹することが出来た。
だからか伴奏する僕が言うのもおかしいけど、とても合わせやすい!
今日演奏した、サン・サーンスの「序奏とロンド・カプリチオーソ」と「死の舞踏」。
原曲はオーケストラ伴奏の曲だけど、室内楽的に演奏出来た気がする。

舞台上では年齢差なんて関係ない。
彼女は一人の音楽家として本当に素晴らしかった!
これから楽しみです。
| 音楽 | 21:16 | comments(4) | trackbacks(0) | - | - |

Igudesman & Joo

このお正月休み、ぐうたらと過ごしてます。
パソコンの前に座り、調べ物をしたり、これからやらなきゃいけない曲をYoutubeなんかで聴いたりしてたら、こんなコンビによる動画を見つけた!

Igudesman & Joo
アクレセイ・イグデスマンとリチャード・ヒャンキ・ジュー、ヴァイオリンとピアノのユニット。所謂コメディミュージックをやる2人。
ただその技術が半端ない!
これだけのテクニックと音楽性を持った2人があえてコメディをやる。
素晴らしいです!

 http://www.youtube.com/watch?v=ifKKlhYF53w&feature=related
ラフマニノフは手がでかい!これうぃ皮肉ったパフォーマンス!
こんな事考えもしなかった。。。

http://www.youtube.com/watch?v=pI-PloJWbSk&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=d_LV6dWcFaw&feature=related
ギドン・クレーメルとの共演したこんなものもありました!
| 音楽 | 03:00 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |

豊前

先週は数日間、大分県の中津市に滞在してました!
大分県とは言っても中津市は福岡県から橋を渡ったすぐの街。
なので演奏する場所は全て福岡県の豊前地区。
小学校の音楽観賞で!
九響の山下典道さん率いる福岡室内合奏団の皆さんと。

山下さんのおしゃべりはいつも絶好調!
あ〜僕が小学生だったら楽しいだろうな。。。
いつかも書きましたが「おしゃべり」が「説明」じゃないんです!
単に「情報」を「説明」するなら僕にでもできますが、それだけじゃないんだな〜
そして何より、子供達と同じ目線で演奏できるのがいいですね!

音楽鑑賞会後は、近くの温泉へ行ったり、お世話して下さった方々と一緒にお食事したり、福沢諭吉旧邸へ行ったり(遅すぎて入れなかったけど・・・)、贅沢に時間をすごしました!

これらの演奏会をお世話してくださった、プリティママンの方々。
この豊前地区の皆様に、「生の良い音楽を聴いてもらいたい」と活動してる。正直福岡の中でもそんなにクラシックを聴くという慣習が少ない地域かもしれない。
それでも、毎年「ウィンターコンサート」を企画されたり、今回も鑑賞会の他に地域の方々への演奏会を開いて下さったり。しかも凄いのは、いつも会場が「満員」であること!
お話させてもらってると情熱を感じます!
それが、地域の皆様に伝わり、着々と浸透していってるのでしょう!
「楽しもう」と思って聴いてくださってるのが僕らにも伝わって熱くなります!
終わるとどっと疲れますが、でも何だか爽快な感じもする演奏会でした!
| 音楽 | 10:03 | comments(6) | trackbacks(0) | - | - |

初共演

一昨日はフルーティストの滝沢昌之さんとの演奏会。
場所はカメロホールという筑紫野市の西鉄二日市駅近くのサロン風なアットホームな雰囲気なホール。

滝沢さんとは初めての共演。
初めての方との共演というのは、結構緊張する。
「お互いの間合いを図る」というか、「人見知り」じゃないけど「音見知り」みたいな。。。
初対面の人にまずは無難な話題から入り、反応を見ながら話を広げていく。ような感覚。

滝沢さんは、音一つ一つに対しての突き詰めていく意識が高い。決して感情に流されることなく、音楽の核心を突いて演奏する!
一緒にやってとても勉強になった。
そしてこのカメロホール、お客さんとの距離が近い!
こういうコンサートは本当に楽しい。
でも僕的には、反省材料が山積み。。。

終わった後、お顔見知りの調律師の方にお声を掛けて頂き、また滝沢さんと共演する機会を頂いた!
楽しみが一つ増えましたo(^-^)o
| 音楽 | 00:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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